逃走中の2人乗りバイク、信号無視の衝突事故

自動車 社会 社会

24日未明、大阪府東大阪市内の国道308号で、パトカーに追跡されていた2人乗りの原付バイクが赤信号を無視して交差点に進入。乗用車と出会い頭に衝突する事故が起きた。同乗の少女が意識不明の重体。運転の少年は一時逃走したが、後に逮捕された。

大阪府警・布施署と河内署によると、事件が起きたのは24日の午前4時40分ごろ。東大阪市横枕付近の市道をパトロールしていた布施署員が、ヘルメット未着用の男女2人が乗った原付バイクを発見。ナンバーが読み取られないようにタオルを巻いてあり、盗難車の可能性が高いことから追跡を開始した。

バイクは約300mに渡って逃走したが、東大阪市荒本新町付近の国道308号交差点に赤信号を無視して進入。交差道路を走行してきた乗用車と出会い頭に衝突した。バイクは転倒。同乗していた17歳の少女は路上に投げ出された際に頭を強打。意識不明の重体となったが、運転していた若い男はその場から徒歩で逃走した。

乗用車側の運転者も軽傷を負っており、警察ではひき逃げ事件として捜査を開始。現場検証を進めていたところ、事故発生から約20分後に16歳の少年が現場に戻り、管轄の河内署員に容疑を大筋で認める供述を行ったことから、自動車運転過失傷害と道路交通法違反(無免許運転、ひき逃げ)の容疑で逮捕している。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース