ルネサステクノロジ、次世代カーナビ用SoCを開発

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
ルネサステクノロジ、次世代カーナビ用SoCを開発
  • ルネサステクノロジ、次世代カーナビ用SoCを開発

ルネサステクノロジは、次世代カーナビゲーション機器などの車載情報端末や安全走行支援周辺機器など向けに、画像認識処理機能を搭載したSuperHファミリ「SH77650」を製品化すると発表した。2007年11月からサンプル出荷を開始する。

この新製品は、既存の画像認識処理機能を搭載したカーナビ向け高性能SoC「SH7774」(600MHz動作)と同じ画像認識機能を搭載する。画像認識処理を専用に行うLSIとして開発しており、機能と性能の最適化を図り、コストパフォーマンスも高いSoCとしている。

また、ユーザが効率良くシステム開発を行えるリファレンスプラットフォームを、2007年12月から提供開始する予定だ。 新製品は高機能な画像認識処理IPを内蔵する。このIPは、カメラなどで撮影した画像データをもとに、走行環境を認識するために必要な画像処理を行う専用ハードウェアで、走行レーンの認識や先行車の検知と追跡など、複数の外界環境認識プログラムを同時にかつリアルタイムに実行可能。この機能により自動車走行の安全性を向上する高度な機能を実現できる。

また、300MHz動作のCPUコア「SH-4A」により、高性能な画像認識システムの実現が可能なほか、車載の画像認識応用アプリケーション向けの豊富な周辺機能を内蔵する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集