日産がフランクフルトモーターショーで発表したコンセプトカー『ミクシム』。開発を担当した井上真人チーフデザイナーによると、エクステリアは、「『ミニモンスター』『99%イーブル(悪魔)』のイメージです」という。
「たとえばゴジラが人間位小さくなれば、怖いけれどどこか可愛いでしょう? そんな存在感を作り上げたかったのです」
「フラットな面構造を作った後に、各部を絞り込んだような塊感を出し、エアインテークや各アクセントにダイヤモンドシェイプを取り入れ、リキッド(液状)クリスタルのヘッドランプやテールランプを採用しました」
随所でデジタルとアナログを融合させた実験的なコンセプトモデル、ミクシムは、「日産の将来イメージ、デザインキューを想定してデザインしました。まったくの絵空事とではなく、車としてリアリティを考えて作りました」とのことだ。