アマノは、台湾の駐車場システム関連販売会社パーキンシス・テクノロジーへの出資比率を引き上げると発表した。
今回、パーキンシスの株式203万株を2億200万円で、筆頭株主のオーロラグループ子会社であるオーロラオフィスオートメーション社から購入、36.6%を出資する筆頭株主となる。
駐車場管理システム業界大手のアマノは、2006年9月にパーキンシスの株式を取得、出資比率は15.6%だったが、今回の追加取得で筆頭株主となった。
パーキンシス社へは、台湾市場での駐車場経営受託管理サービス事業への進出と、アマノが得意としている駐車場管理・管制システム機器の台湾における販売拡大を目指す目的で投資を行ったが、台湾市場で駐車場ビジネスが拡大してきており、今回の追加投資した。
アマノは既に、中国本土にグループ子会社「安満能国際貿易(上海)有限公司(アマノ上海)が、北京・上海・深センに営業拠点を開設、積極的な駐車場ビジネス活動を展開している。今回のパーキンシスへの追加投資で、台湾市場での確固たる駐車場ビジネスの地盤を築く。近い将来、出資比率を50%以上に引き上げ、連結子会社化する計画だ。