少女2人乗りの原付バイクをひき逃げ

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9日未明、大阪府東大阪市内の市道で原付バイクが大破した状態で転倒し、その近くに15歳の女子中学生と16歳の女子高校生が頭から血を流して倒れているのが発見された。警察ではひき逃げ事件として捜査を開始。同日夜までに44歳の男を逮捕した。

大阪府警・河内署によると、警察が事件発生を認知したのは9日の午前4時ごろ。東大阪市川田付近の市道交差点で、2人の若い女性が頭から血を流して倒れているのを通行人が発見し、警察に届け出た。倒れていたのは同市内に在住する15歳の女子中学生と、16歳の女子高校生で、2人ともヘルメット未着用のため、頭を強打する重傷。このうち女子中学生は意識不明の重体だという。

2人の近くには大破した原付バイクも転倒しており、警察ではその破損状況から出会い頭衝突を起こしたものと判断。重傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、近くの会社に破損したトラックがあることがわかり、運転していた44歳の男から任意で事情を聞いた結果、ひき逃げを大筋で認めたことから、同日夜に自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

調べに対して男は「家族のことを考えると怖くなり、そのまま逃げてしまった」などと供述しているという。

《石田真一》

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