路上に寝込んでいた男性をひき逃げ 少年を逮捕

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9日未明、群馬県伊勢崎市内の県道で男性が腹から血を流して倒れているのを通行人が発見。警察に届け出た。男性は間もなく死亡。警察では死亡ひき逃げ事件として捜査していたが、同日朝になって出頭してきた19歳の少年を逮捕している。

群馬県警・伊勢崎署によると、警察が事故発生を認知したのは9日の午前2時40分ごろ。「伊勢崎市北千木町付近の県道で男性が腹から血を流して倒れている」という内容の通報が警察に寄せられた。現場に急行した同署員が意識不明で倒れている男性を確認。男性は近くの病院に収容されたが、出血性ショックが原因で約2時間40分後に死亡した。

後の調べで、死亡したのは前橋市内に在住する26歳の男性と判明。この男性は酒に酔い潰れ、現場の路上で寝込んでいたこともわかった。警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始したが、同日朝になって19歳の少年が警察に出頭。ひき逃げ容疑を認めたため、自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で緊急逮捕した。

調べに対して少年は「怖くなって逃げた」と供述。路上に倒れている男性の発見が遅れ、ブレーキが間に合わずにはねてしまったとしている。

《石田真一》

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