日立建機、オフロード法の排ガスをクリアした油圧ショベルを発売

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日立建機は、オフロード法の排出ガス第3次基準値をクリアした、ホイール式油圧ショベル『ZX170W-3』、『ZX210W-3』を11日から発売すると発表した。

道路走行が可能なホイール式油圧ショベルとして、高い走行性能を確保するとともに、燃費を大幅に低減した。居住性、整備性、機動性に優れ、都市部のインフラ整備、土木工事などでの活用にアピールしていく。

新型高出力エンジンを採用し、ZX170W-3で最大出力を19%、最高速度が9%、加速性能が8%、登坂走行燃費が26%向上した。パワフルな低燃費モードを追加、従来機の標準モードに近い作業量を確保しながら、燃費をZX170W-3で18%低減した。また、フロント、上部旋回体で、耐久性、信頼性を向上したほか、下部走行体はフレームのデザインを一新し、フレーム幅とフレーム断面積を拡大することで大幅に耐久性を向上した。

また、特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律(オフロード法)に適合、欧米の排出ガス3次規制にも対応した。

販売目標は、国内外合計でZX170W-3が年間400台、ZX210W-3が年間250台の合計650台を見込んでいる。

価格はZX170W-3が1840万円、ZX210W-3が2340万円。

《レスポンス編集部》

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