非番中の警官が運転のバイク、歩行者をはねる

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4日夜、高知県香南市内の国道55号で、非番中の警官が運転する大型バイクが横断中の歩行者に衝突する事故が起きた。歩いていた78歳の女性は間もなく死亡、運転していた21歳の巡査も全身強打の重傷を負っている。

高知県警・香南署によると、事故が起きたのは4日の午後7時15分ごろ。香南市野市町西野の国道55号を走行していた大型バイクが転倒。バイクは滑走し、前方を横断していた78歳の女性に衝突した。

女性はすぐに近くの病院に収容されたが、頭部などを強打していて間もなく死亡している。バイクを運転していたのは高知南署・地域課に所属する21歳の巡査で、当日は非番だった。この巡査も転倒の際に路上に投げ出され、全身を強打する重傷を負った。

調べに対して巡査は「前方で横断を開始した女性に気づいて急ブレーキを掛けたが、その弾みで転倒した」と話している。女性は転倒後に滑走してきたバイクに衝突したものとみられており、警察では事故発生の詳しい状況を調べている。

《石田真一》

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