ホンダは、HRC(ホンダ・レーシング)ワークスマシンの先進技術を投入した水冷・4ストロークエンジン搭載のモトクロス競技専用車『CRF450R』『CRF250R』の操縦安定性や出力特性など戦闘力を向上させ、2008年型モデルとして、27日から発売すると発表した。
CRF450R、CRF250Rの2008年モデルは、2006年から全てのHRCモトクロスワークスマシンに投入し、実戦でその性能を証明してきた「ホンダ・プログレッシブ・ステアリング・ダンパー」を新たに採用、同時に前後サスペンションのセッティングを見直すことで、操縦安定性の向上を図った。また、エンジンも各部の熟成を図ることで、低・中速、および高速の伸び領域におけるドライバビリティーや耐久性を向上した。
車体色には、ホンダのモトクロッサー伝統のエクストリームレッドを採用した。燃料タンク左右側面のシュラウドグラフィックにシルバーのストライプをあしらうとともに、ゼッケンプレートのデザインを新たにすることで、戦闘力とアグレッシブな走りをアピールした。
価格はCRF450Rが80万3250円、CRF250Rが66万1500円。