8月31日深夜、静岡県袋井市内の市道を走行していた乗用車が路外に逸脱、道路左側の電柱に衝突する事故が起きた。クルマは大破し、同乗していた男性2人が死亡。運転していた18歳の少年を含む2人が軽傷を負っている。
静岡県警・磐田署によると、事故が起きたのは8月31日の午後11時45分ごろ。袋井市西同笠付近の市道を走行していた乗用車が前走車を追い越して自車線に戻ろうとした際、ハンドル操作を誤って路外に逸脱。そのまま道路左側の電柱に衝突した。
クルマは左半分が大破。助手席に同乗していた17歳の男性と、後部座席左側に同乗していた18歳の男性が頭部強打で間もなく死亡、運転していた18歳の少年と、後部座席右側に同乗していた18歳の男性が打撲などの軽傷を負っている。
現場は片側1車線で、見通しの良い直線区間。事故車を運転していた少年は数日前に運転免許を取得したばかりだった。追い越したクルマは仲間8人が乗ったクルマ2台で、カーチェイスを繰り返しながら海に向かっていたとみられている。警察では少年の回復を待って自動車運転過失致死容疑で事情を聞く方針だ。