ホンダが発表した7月の四輪車の生産・販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年同月比6.0%増の29万845台と好調で、7月として過去最高だった。
国内生産は同11.1%減の9万7986台と、2ケタのマイナスだった。国内販売の低迷に加え、新潟県中越沖地震の影響で減産したためで、2か月連続のマイナス。
国内販売は同17.6%減の4万6380台と大幅に落ち込んだ。登録車、軽自動車ともに不振で、7か月連続マイナス。
輸出は同16.8%増の6万567台と好調で、2カ月ぶりにプラスだった。欧州向けは同6.7%減となったものの、北米向け、アジア向けが伸びた。
海外生産は同17.6%増の19万2859台と大幅に増えた。24か月連続プラスで、7月として過去最高だった。
北米が同11.4%増と2ケタの増となったほか、欧州も同22.3%増、アジアも中国などが好調で同27.7%増だった。