ジャガー『C-XF』にはカーボン柄のテキスチャードレザーや、バーナーで焦げ目を入れたスコーチャーウッドなど、面白い素材が使われている。フロアも板の間調である。
いずれもツヤは抑えられており、ヘアライン加工されたアルミ、クローム等金属類とのコントラストが効いている。そこに青いライティングが仕掛けられている。
プリンシパルデザイナーのアダム・ハットンさんは、「我々はインテリアを実験的なものにしたいと望みました。ライティングでクリエイティブな試みを行いました。今後、ジャガーのモデルにはアンビエントライティングがより沢山使用されます。雰囲気作りができますから」とコメントしている。
デジタルカメラを意識したダイヤル、英国の一流スピーカーメーカーB&W(Bowers&Wilkins)とのコラボレーションで実現したスピーカー類によってメカニカルで、ハイテクノロジーを感じさせる空間作りが施されている。
ダッシュボード中央とリアコンビランプのハウジングには、従来のジャガーマークを簡略化したパターンが描かれている。