日産ディーゼル、アドブルーの商標権をドイツ自工会に譲渡

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日産ディーゼル工業は、ディーゼルエンジンの低公害技術である尿素SCRシステムに必要な高品位尿素水「AdBlue」(アドブルー)の世界的範囲の商標使用許諾契約をドイツ自動車工業会との間で締結した。

今回の契約締結で、同社は世界各国でAdBlueの商標使用が可能となり、大型トラック『クオン』など尿素SCRシステム搭載車の海外市場での本格的な販売条件が整ったとしている。

欧州で使用され始めたAdBlueの名称は、品質を確保し、流通過程での混乱を避けるため、欧州各国での商標権をドイツ自動車工業会が一括管理をすることになった。また、欧州以外にもAdBlueの商標権の取得範囲を拡大し、現在では、ドイツ自動車工業会が世界的規模での一括管理を担っている。

今回の使用許諾契約の締結によって、同社が取得し、管理していた日本でのAdBlueの商標権をドイツ自動車工業会に譲渡したもの。 

同社は低公害技術である尿素SCRシステムを世界で初めて採用した大型トラック、クオンを2004年11月に発売したのに合わせ、高品位尿素水の供給インフラを整備するため、ドイツ自動車工業会と連携し、日本でのAdBlueの商標権を取得し、管理してきた。

今回のドイツ自工会への譲渡は、同社が商標権を持つ日本国内において、高品位尿素水の供給インフラが整備されたことと、世界的規模で一括管理を担っているドイツ自動車工業会に管理を委ねることが本来の形態であると判断したため。

同社は、尿素SCRシステムのリーディングカンパニーとして、今後も日本、アジアでAdBlueの品質確保とインフラ整備に主導的な役割を果たしていくとしている。
《レスポンス編集部》

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