コインパーキングを不正利用した男を逮捕、被害総額は50万円超

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大阪府警は21日、大阪府大阪市旭区内のコイン式駐車場で約250回の料金踏み倒しを行っていたとして、49歳の男を威力業務妨害の容疑で逮捕した。被害総額は50万円を超えており、男も容疑を大筋で認めているという。

大阪府警・旭署によると、威力業務妨害容疑で逮捕された49歳の男は、自宅近くの大阪市旭区大宮3丁目付近にあるコイン式駐車場を今年2月から4月に掛けて不正に利用。16回分の駐車料金3万6000円の支払いを行わなかった疑いがもたれている。

この駐車場は、駐車したクルマの前方で板が跳ね上がり、料金の支払いが完了するまでは出庫できない仕組みになっていたが、逮捕された男は板の作動センサーに引っ掛からない状態(2台分を占有し、中央に置く状態)でクルマを停車させていた。

この方法が使えなくなって以後は1台分のスペースに駐車していたが、出庫時は各駐車スペースを仕切る15cm程度の柵を乗り越え、隣のスペースから脱出するなどの手口を使っていた。逮捕容疑を含め、駐車場の利用回数は250回を超えており、被害総額は約50万円に達している。

調べに対して男は容疑を大筋で認めており、「自宅に駐車する場所が無かったから仕方がない」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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