千代田化工建設は、シェルイースタンペトロレアム社向けシンガポールの製油所残油接触分解装置(LRCCU)の改造工事の設計・調達・建設管理(EPCM)業務を受注したと発表した。
この契約は千代田化工が契約主体となり、グループ会社である千代田シンガポール社と共同で受注したもの。プロジェクトの基本設計業務は千代田シンガポール社が遂行した。
千代田加工は、既存のシェル社ブコム島製油所の残油接触分解装置を1990年に建設して以来、その後の改造工事も手掛けてきている。今回の受注はこれまでの実績、経験が評価されたとしている。
千代田化工では今後も中東、東南アジアなど将来多数の石油精製関連プロジェクトが期待される地域での、ベストソリューションを提供していくとしている。