自転車で横断中にはねられ、補助椅子の女児死亡

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10日夜、千葉県館山市内の国道128号で、道路を自転車で横断しようとしていた32歳の女性が進行してきた乗用車にはねられた。自転車に同乗していた2歳の女児が路上に投げ出されて死亡。女性も重傷となっている。

千葉県警・館山署によると、事故が起きたのは10日の午後8時25分ごろ。館山市安布里付近の国道128号で、道路を自転車で横断しようとしていた32歳の女性が、左方向から進行してきた乗用車にはねられた。

自転車は転倒し、幼児用補助椅子に同乗していた2歳の女児が路上に投げ出された際に頭を強打して死亡。女性も骨盤などを骨折する重傷を負っている。警察ではクルマを運転していた31歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。女児の死亡後は容疑を同致死傷に切り換えている。

現場は見通しの良い直線区間。横断歩道の設置はなかった。警察では双方の安全確認に怠りがあったものとみて調べを進めている。

《石田真一》

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