ピレリジャパンは、スタッドレスタイヤの新製品『ICESTORM3』(アイスストーム・キューブ)を、8月から販売する。日本国内で開発され好評を博したアイスバーン対応の『アイスストーム』に改良を加えた。
2004年に発売されたアイスストームは、ピレリ独自のコンパウンド技術やブロック配置、常に広い接地面積を確保する断面形状の採用などによって、凍結路面における駆動力、制動力、グリップを実現させ、その幅広いサイズレンジと相まって日本市場で成功を収めた。
ピレリはアイスストームの基本性能を維持しながらアイスバーン性能をより向上させ、アイスストーム・キューブとして新発売した。
アイスストーム・キューブでは、(1)路面の水分を吸収する第二世代吸水ナチュラルファイバー、(2)低温時においてもゴムの柔軟性を確保する新開発「newシリカ6コンパウンド」、(3)コンパウンドに含まれる、低温時に硬化し極小のスタッド(スパイク)のように凍結路面をグリップする繊維「マイクロスタッドII」などを採用した。
サイズは70シリーズ175/70R13 82Qから45シリーズ225/45R18 91Qまで25サイズ。