日産自動車と同社のマレーシアの製造・販売拠点であるタンチョン・モーター社は、3-5日までの3日間、「日産デザインフォーラム“イマジネーションファクトリー”」を開催する。
このイベントは、現地の国立マラ工科大学のサポートを受け、首都クアラルンプール郊外にある同大学のキャンパス内で実施する。
日産デザインフォーラム・イマジネーションファクトリーは、アジア各国で自動車デザイナーを目指す学生を支援し、これまで自動車デザインというものに触れる機会が少なかった人にも広くデザインの現場を知ってもらうため、昨年8月のシンガポールを皮切りに実施しているデザインイベントだ。
自動車メーカーによるこうした取組みはマレーシアでは初めて。日産では、今年5月に台湾、6月に中国で同イベントを開催しており、今後もアジア数カ国での開催を予定している。
今回のイベントでは、日産デザイナーによる同社のデザインへの取組みの紹介、自動車デザインを専攻している現地学生とのワークショップ、同社のクレイモデラーによるデモンストレーションなどを行う。
会場には、日産のデザインに対する考え方と、その考えに基づくデザインプロセスを紹介するパネルを展示するとともに、モーターショーなどに出展しているコンセプトカーや現地未発売車種を含む4分の1サイズモデルの展示する。