万引き女、追跡してきた男性を故意にはねる

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7月30日未明、栃木県宇都宮市内のディスカウントストアの駐車場で、店内で万引きを行った2人組の女が、逃走を阻止しようとした目撃者の男性をクルマで故意にはねる事故が起きた。警察ではクルマを運転していた20歳の女を逮捕している。

栃木県警・宇都宮東署によると、事件が起きたのは7月30日の午前0時20分ごろ。宇都宮市簗瀬町付近にあるディスカウントストアで、2人組の若い女が商品を万引きする様子を34歳の男性が目撃した。女は駐車場に止めていた軽乗用車で逃走しようとしたことから、男性はこれを阻止しようとした。

しかし、女らはクルマに乗りこんで発進。男性ははねられそうになったことからボンネットに飛び乗ったが、直後に急ブレーキを掛けられてクルマから振り落とされた。同乗していた女はクルマから降りて徒歩で逃走。クルマもそのまま現場から走り去った。

男性は腰などを打撲する軽傷を負っており、警察では強盗致傷事件として捜査を開始。ナンバーの目撃情報から同市内に在住する20歳の女が所有するクルマと判明し、女を強盗致傷の容疑で逮捕。逃走していた友人の女も供述から特定し、同容疑で逮捕している。2人は4000円相当の化粧品を盗んだ容疑を認めているが、男性をはねたことについては「襲われると思った」として、正当防衛を主張しているようだ。

《石田真一》

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