HEV、EV、P-HEVが2020年に800万台…矢野経済研究所

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矢野経済研究所は、「自動車用電池材料に関する調査結果」を公表した。自動車産業だけでなく、全産業分野で注目度の高い二次電池市場について今回は電池の安全性や性能の向上に直結する電池材料について焦点を当て、特に注目度の高い自動車用二次電池材料の現状と今後について調査し、2020年までの二次電池市場及び電池材料市場のトレンド、市場規模を推定した。

調査対象は自動車用二次電池材料(Ni-MH、Li-Ion二次電池構成デバイス)で、二次電池材料メーカーや二次電池メーカーを調査した。調査期間は5〜7月で、研究所専門調査研究員による直接面接取材や電話取材、文献調査などを行った。

調査の結果、2020年にHEV(ハイブリッドカー)の世界生産台数は600万台以上と推定、電池材料の進化に伴い、これまで可能性が低いとされてきたEV/P-HEV(電気自動車/プラグインハイブリッドカー)を含めると800万台以上の市場になると予想している。 

安全性については、民生用途でリチウムイオン電池による不具合が発覚している。自動車用途の場合も可能性は皆無ではないものの、安全性を第一優先項目として挙げた開発により時期の変更はあっても搭載意欲は低下していない。

一方、地球の温暖化、資源の枯渇、それに伴う気候の変動や燃料価格の高騰など、自動車産業を取り巻く環境は資源を多用する自動車にも改善を要求し、自動車もその要求に応えてきた。今後は内燃機関の高効率化やバイオエタノール、水素燃料とともに電気を利用したHEV/EVが主役になるとしている。
《レスポンス編集部》

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