長谷虎紡績と豊田通商が米国にタフカーペットの生産会社を新設

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長谷虎紡績と豊田通商は、米国テネシー州チャタヌガ市に自動車用タフトカーペット製造の合弁会社「タフトラ・オートモーティブ・カーペット」を合弁で設立したと発表した。

長谷虎紡績は、日本で車両用及びインテリア用タフトカーペットを製造しており、特に車両用に関しては自動車メーカー向けに長年の販売納入実績がある。豊田通商は、長谷虎紡績で製造した製品の自動車メーカー向け販売を担当している。

両社は、日系自動車メーカーや日系の内装部品メーカーの北米地区での現地生産拡大に対応するため、新会社を設立した。新会社の資本金は200万ドル(約2億4000万円)で、豊田通商の米国子会社が51%、長谷虎紡績が40%、豊田通商が9%出資する。新工場の生産能力は年間250万平方メートル。

新会社では、長谷虎紡績が製造技術全般を提供し、豊田通商が商社機能の提供で、北米市場で競争力のある自動車用タフトカーペット生産会社を目指す。

中国で稼動しているタフトカーペット製造会社「上海豊虎汽車地毯有限公司」、生産準備中のニードルパンチカーペット合弁の「天津豊通大塚繊維有限公司」と合わせ自動車用カーペット事業は3社目で、今後も成長市場での自動車周辺資材事業を強化する方針だ。

《レスポンス編集部》

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