SUPER GTを統括するGTAは23日、F1でお馴染みの「ノックダウン方式」の予選システムを導入することを検討中であることを発表した。
今回の新予選方式は、より観客に楽しんでもらうことができ、より公平な競技となるようにと、提案されたもの。8月1日と2日に2日連続でツインリンクもてぎにて合同テストが開催されるが、早速2日に新予選方式のシミュレーションを実施する予定だ。
今回の予選方式は、予選の2回目を3段階のセッションに分けて行う。それぞれのセッションで予選通過台数が決められているので、徐々に振り落とされていくという形だ。通過できなかった車は、そのセッションで記録されたタイム順位で最終順位が確定する。最終セッションでは、限られた上位車のみの走行となり、そこでの熾烈なタイムアタック合戦によって予選順位が決定する。
F1でもお馴染みのように、ノックダウン方式はかなり緊張感があるのが特徴。しかも、SUPER GTはF1とは異なり、元々タイムが競っている上に、ウェイトハンデなどもあって、毎回必ず上位が同じような顔ぶれとはならないものと思われる。また、2日のシミュレーションの結果次第では、9月8日と9日にツインリンクもてぎにて開催される第7戦から実施される可能性もあるとのことだ。