小糸製作所は、米国子会社のノース・アメリカン・ライティング・インク(NAL)が米国南部の自動車生産増加への対応するため建設していたアラバマ州マッスルショールズ市の第4工場が19日から稼動すると発表した。
新工場は、新規受注が増加したのに対応するため、新設したもので、当面は、標識灯を生産する計画だ。新工場の生産能力は標識灯が年産180万台で、従業員数は2009年5月末には300人程度になる予定だ。投資額は約30億円。
今後、NAL4工場は生産性向上を図り、ビッグ3や生産拡大が続く日系自動車メーカー向けの受注活動を強化し、北米事業の拡大・収益向上を図っていく方針だ。