飲酒警官、駐車場で当て逃げ

自動車 社会 社会

12日未明、宮崎県都城市の飲食店駐車場で、駐車場内に進入してきた乗用車が駐車中のクルマに接触する事故が起きた。クルマはそのまま逃走したが、宮崎県警・都城署に所属する27歳の巡査長を当て逃げ容疑で逮捕した。飲酒運転の疑いもあるという。

同署によると、事故が起きたのは12日の午前0時45分ごろ。都城市平江町付にある飲食店の駐車場で、駐車場にバックで進入しようとしていた乗用車が駐車中の別の乗用車に接触した。双方のクルマは小破。駐車車両はこの店の店員男性が所有するもので、異音に気づいて店外に飛びだしたところ、接触してきたクルマはそのまま逃走したという。

店員はナンバーを目撃しており、同署に当て逃げ事故として被害を通報。警察が逃走したクルマの所有者照会を行ったところ、同署の地域課に所属する27歳の巡査長の名義であることが判明した。これを受けた署員が三股町内にある官舎に急行。巡査長から事情を聞いたところ、当て逃げ容疑を大筋で認めたことから、道路交通法違反(事故不申告)容疑で逮捕した。

逮捕当時の巡査長は酒に酔った状態。前日の11日が非番で、調べに対しては「同僚と午後7時ごろから午前0時ごろまで酒を飲み、空腹を感じたので食事に出かけた」として、飲酒運転の事実を大筋で認めている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース