ポルシェAGは、ポルシェ『911(タイプ997)』の10万台目の車両がツッフェンハウゼンの工場からラインオフしたと発表した。
現行型の911は2004年4月に生産開始しており、3年強で10万台という大台を突破したことになる。1963年のデビュー以来、これまで6世代の911が生産されたが、タイプ997はこれまで最短で10万台到達した。
10万台目の911は、カーズレッドの『911カレラS』だった。マニュアルトランスミッション仕様で、フランクフルト在住のオーナーにデリバリーされる予定。
2007年秋から新しいモデルである『911ターボ カブリオレ』、レースカーの『911GT3カップ』や『911GT3 RS』を含めると16のバリエーションの911がツッフェンハウゼンの工場で生産される。2007年7月期の911のデリバリー合計は、新記録となる3万6000台に達する見込み。