気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2007年7月11日付
●参院選あす公示 377人立候補予定(読売・1面)
●米専門紙「自動車業界リーダーはトヨタ社長」「この一年最も活動」品質確保指示など評価(朝日・14面)
●旧道路公団ファミリー企業の余剰金、社会貢献拠出を倍増へ 高速3社(朝日・15面)
●自動車メーカー インドに投資加速 新工場建設計画相次ぐ(毎日・10面)
●クールビズ 企業の4割実施(毎日・10面)
●スズキ「エリオ」などリコール(毎日・28面)
●自動車各社 国内市場縮小、販売網を再編(産経・10面)
●新ランエボ用四駆システム、三菱自が発表(東京・8面)
●チャイルドシート 使用率過去最低に 4年連続半数以下(東京・20面)
●ホンダ、大型車用低公害ディーゼルエンジン開発、2010年メド 北米向け3500cc級に搭載(日経・11面)
●まちかど:「02銘柄」が活況(日経・19面)
ひとくちコメント
「10日の株式市場では証券コードの下二ケタが02番の銘柄がなぜかにぎわった」と、きょうの日経の証券欄、「まちかど」という小さなコラムに掲載されている。東証一部の売買高上位10銘柄のうち、4社が「02」銘柄で、売買高2位の丸紅と9位のいすゞ自動車は年初来高値を更新したという。
株式関連の用語は素人にはわかりにくい。そのコラムによると、業種を代表する企業が多い「01銘柄」に対し、「02銘柄」は二番手以降が多いそうだ。
残念ながらコラムでは「02」銘柄の個々の企業に関する活況の理由は報じられていないが、筆者が独自に取材したところでは、いすゞが年初来高値を更新した意味は大きいようだ。しかも、勘が鋭い投資家なら同じ日にトヨタ傘下の日野自動車も年初来高値を更新していることにも注目するべきだろう。
いすゞと日野が“統合”に向けて「7月中にもリリースするのでは…」(トヨタ関係者)との憶測もあり、株価同様に両社の動きに目が離せない。