【マツダ デミオ 新型発表】グローバルカーへの転身

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新型マツダ『デミオ』(5日発表)が全長や全高を縮小し、居住性やラゲッジスペースのユーティリティを犠牲にしてまで、エクステリアデザインを重視した理由は、世界市場での競争力を高めるという目的もある。

新型デミオの開発主査を努めた水野成夫さんは「先代のデミオも『マツダ2』として欧州などへも輸出していましたが、販売は伸び悩んでおりました。そこで新型は欧州のBセグメントでも高い存在感を放つ躍動感のあるデザインと、軽量化によって実現した優れた運動性能を武器に欧州での拡販を狙っています」

「欧州でのライバルはプジョー『207』やルノー『クリオ』(日本名『ルーテシア』)、VW『ポロ』になってくると思います。プジョーやルノーは現行型になってボディサイズを拡大していますが、先代のコンパクトなパッケージングを評価する声も多いようなので、新型デミオはそのポジションを狙っています」

「先代は6割ぐらいが国内販売でしたが、新型ではその比率を逆転させ、6−7割を欧州を中心とした海外で販売するグローバルカーにしていきたいと考えています」という。

実際に欧州では箱型のハッチバックは道具としての印象が強くなってしまい、巧みなシートアレンジを持つことで商用車のようなイメージを与えてしまうこともある。日本では流行のパッケージングが、逆に欧州ではネガティブな要素になってしまう場合もあるのだ。

そういった理由からも新型デミオはスタイリングと扱いやすさを重視したパッケージングに生まれ変わっている。

《岡島裕二》

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