都電とタクシーが衝突、強引な進入が原因か

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26日夜、東京都豊島区内にある都電荒川線の踏切で、進入してきたタクシーと通過中の列車が衝突する事故が起きた。タクシーは約25mに渡って引きずられて大破。乗っていた2人は一時車内に閉じ込められたが、2人とも打撲等の軽傷で済んだ。

警視庁・巣鴨署によると、事故が起きたのは26日の午後8時45分ごろ。豊島区東池袋4丁目付近にある都電荒川線の踏切で、踏切内に進入してきたタクシーと、通過中の列車(早稲田発/町屋行き、1両)が衝突した。

タクシーは約25mに渡って引きずられて大破。運転していた52歳の男性と、客として乗車していた33歳の女性が一時車内に閉じ込められたが、東京消防庁のレスキュー隊によって救助されている。2人とも打撲や切傷などの軽傷を負ったが、命に別状は無いという。

現場は警報機と遮断機を備えた踏切。警察では警報機が作動した後にタクシーが踏切内へ強引に進入したことが事故の原因とみて、運転手から過失往来危険など容疑で事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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