「車内アナウンスがうるさい」とバス運転手に暴行

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26日夕方、京都府京都市中京区内を走行していた京都市交通局が運行する路線バスの車内で59歳の男が暴れ、運転手に対して持っていた傘で殴りつけるなどの暴行を加える事件が起きた。警察では公務執行妨害の現行犯で男を逮捕している。

京都府警・堀川署によると、事件が起きたのは26日の午後6時30分ごろ。京都市中京区丸太町通付近の府道を走行していた京都市交通局が運行する路線バスの車内で男が暴れているという110番通報が寄せられた。暴れていた男は運転手らが取り押さえ、駆けつけた同署員に引き渡されて公務執行妨害の現行犯で逮捕されている。

逮捕されたのは同市内に在住する59歳の男。男はバスに乗り込むなり、「車内放送がうるさい」などと怒鳴り、次のバス停のアナウンスを掛けた際に42歳の運転手に対し、持っていた傘で殴りつけてきたという。運転手は危険を感じてバスを停止させたが、この間に数回に渡って殴打され、全治2週間あまりの打撲を負った。

警察では男を追及し、事件を起こした動機について調べを進めている。

《石田真一》

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