新型トヨタ『ヴォクシー/ノア』でもっとも感心させられるポイントは、サードシートの格納方法だ。格納される場所は従来と同じ左右跳ね上げ式なのだが、その操作が非常に簡単になっている。まずはサードシート下のレバーを引き、シートバックを前倒しにする。その後、さらにレバーを強く引くと、シート全体が自動的に跳ね上がってくれるのだ。そのときにシートの台座となっていた足の部分も、自動で折りたたたまれて座面の下に収納されている。そしてその後はシートから固定用のバックルを取り出して、専用のロックに差し込めば格納が完了する。操作の行程で力を必要とする場面はいっさいなく、一度教えてもらえば誰でも操作できる簡単な行程だ。新型ヴォクシー/ノアのチーフエンジニアを担当した水澗英紀さんは「サードシートの格納方法は、女性でも簡単にできるように非常にこだわって開発しました。力を使わないことはもちろん、固定する際にもラゲッジスペースに乗り込む必要がないように、専用のフックをラゲッジ側に設けています」という。この操作パターンなら、小柄な女性でも簡単に行なうことができ、何年かに一度の操作でも取扱説明書を取り出すことなく、サードシートを格納することができる。さらに新型ヴォクシー/ノアには大容量のアンダーボックスも用意され、3ウェイのラゲッジリッドも装備されているので、積載ユーティリティとしては申し分ない出来だ。
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