バイク同士が正面衝突、3人が重軽傷

自動車 社会 社会

16日未明、埼玉県飯能市内の市道で、走行中のバイクが対向車線側に逸脱。対向してきた別の2人乗りバイクと正面衝突する事故が起きた。この事故で双方の3人が重軽傷を負っている。逸脱したバイクは意図的に対向車線側に進出した疑いもあるという。

埼玉県警・飯能署によると、事故が起きたのは16日の午前2時30分ごろ。飯能市下名栗付近の市道を走行していた16歳少年のバイクが対向車線側に逸脱。対向車線を進行してきた別の2人乗りバイクと正面衝突した。

双方のバイクは衝突の弾みで転倒。逸脱側のバイクを運転していた少年が左足を骨折する重傷。2人乗りバイクの後部座席にヘルメット未着用で同乗していた16歳の男子高校生が頭部を強打して意識不明の重体。運転していた16歳の男子高校生も頭を打撲する軽傷を負い、近くの病院に収容されている。

現場は見通しの良い直線区間。逸脱したバイクを運転していた少年は前走車を追い抜くなどの目的で、故意に対向車線側に進出した疑いもあり、警察では少年の回復を待ち、逸脱の経緯についての事情を聞く方針だ。故意の場合には二輪車も対象となった危険運転容疑適用もありうるという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV