マイクロソフトが5月24日に発売した、Xbox 360用のレーシングシミュレーターソフト『Forza Motorsport 2』。プレーするたびに強まっていく印象が、底が見えないほど充実したゲームだということ。
特に“やめられない、とまらない”状態になるのが、「キャリア」モードだ。同モードは、与えられた資金でまず1台を購入。残りの資金でパーツをアップグレードしたり、チューニングを施したりした上でビギナー向けのレースに挑戦。勝つと賞金を得られ、また愛車を強化して次のレースに挑む……、という内容だ。
結果を出していくとメーカーから無償でマシンを与えられたり、貯まった資金で好きなマシンを買えたりもする。さまざまな条件のレースに挑戦する、愛車をグレードアップする、所有車を増やしていく、といった要素が非常にいいバランスでプレーヤーを刺激し続ける。
SUPER GTマシンの運転のしやすさにも感動した。アシスト機能をすべてオンにして走っているので、当り前といえば当り前なのだろうが。さらに、『エンツォ・フェラーリ』などフェラーリのマシンで、他のメーカーのマシンとレースできるのも感動的である。フェラーリは、他メーカー車と一緒になるゲームにはあまり収録させてくれないのだ。そして、ヒート確実のマルチプレーもある。