朝鮮総連ビル売却事件で、緒方元長官が新日鉱の取締役就任を辞退

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新日鉱ホールディングスは、6月27日開催の定時株主総会での取締役選任で、候補者だった緒方重威氏から辞退する申し出があったたため、候補者から除外すると発表した。

緒方氏は元公安調査庁長官で、在日朝鮮人総連合会中央本部ビルと土地の所有権を移転したとして問題になっており、虚偽の所有権移転登記を行っていた疑いが持たれ、東京地検特捜部が事情聴取していることが発覚した。

緒方氏は現在、同社の監査役で、今回の株主総会で他の9人とともに取締役候補者となっていた。しかし、一連の事件を受けて緒方氏本人から取締役就任を辞退する申し出があったとしている。同社では、株主総会では9人の取締役候補者を選任する予定。

緒方氏は14日付けで同社の監査役も辞任した。

《レスポンス編集部》

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