アルファロメオは13日、スタイリングセンター所長(デザイン部長)にフランク・スティーブンソンが就任したと発表した。今年初めに退任したボルフガング・エッガーの後任となる。
スティーブンソンは1959年10月3日、モロッコ生まれでスペイン育ち、アメリカ合衆国のパスポートをもつ。カリフォルニアのアートセンターカレッジ・オブ・デザインを卒業。各社で実績を積んだ後、BMW、MINI(ミニ)を経て、2002年にフェラーリのデザインディレクターとなる。2005年からフィアット(ブランド)、ランチア、商業車のデザイン部長を務めていた。
スティーブンソンは、フィアットグループ全ブランドとマセラティのスタイルを統括するロレンツォ・ラマチョッティの直下に配属される。なおフィアット(ブランド)、ランチア、商業車のデザイン部長の後任は発表されていない。またエッガーは現在、アウディのデザイン部長に就任している。