東日CGの07年度業績見通し…収益に重点で黒字転換へ

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東日CGの07年度業績見通し…収益に重点で黒字転換へ
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東日カーライフグループは、2008年3月期の連結決算業績見通しで、営業利益16億円と、黒字転換を見込む。

同社は今年度、収益力の向上を重点課題に、自動車関連事業に注力し、2006年後半に実施した早期希望退職制度の「自立支援制度」による人件費コストの圧縮や固定資産を譲渡して有利子負債を削減し、金利負担を圧縮していく方針だ。

特に新車事業では、販売計画を2万5000台と、前年実績比5.6%減とマイナスの目標を設定した。東京日産で個人販売を強化し、『デュアリス』や新型『エクストレイル』の拡販による収益の確保に重点を置く。

中古車事業では、グループ全体で事業を再構築し、大規模展示場や小売り店舗の運営の効率化を図りながら、小売り販売を強化する。さらに、サービス事業では、車検館事業で6店目の直営店舗をオープンし、新規顧客の拡大による収益の確保を図っていく。

これらの施策で、今期は売上高が前年同期比0.7%増の1150億円と微増だが、営業利益16億円、経常利益20億円と黒字転換を見込んでいる。当期純利益は固定資産の売却・子会社株式の譲渡で、10億円を見込んでいる。

《レスポンス編集部》

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