トヨタ自動車は、同社施設トヨタ会館(愛知県豊田市)で、6月4日から7月19日までのうち22日間、『第33回トヨタセーフティスクール』を開催すると発表した。
トヨタセーフティスクールは愛知県豊田警察署の後援を受け、豊田市近郊の幼稚園・保育園の園児を対象に1975年から開催しており、今回で33回目。
今年は、園児自らが身近な危険について考え「気付く能力」を育むことを目的に、昨年までの内容の一部変更を実施した。具体的には、より実生活で起こり得る状況を想定し、トヨタの交通安全キャラクターである「安全マン」・「安全レディ」・「クック」が登場する安全劇に実際の道路の映像や効果音(踏み切り音など)を取り入れたことや、街中には危険を知らせる音があることを理解してもらうため、クラクションや急ブレーキ音など交通に関する音を流し、何の音か当てる音当てクイズを追加した。
また、従来同様、信号機を使った横断歩行練習を継続し、全体を通じて、楽しく交通ルールを学び、日常生活の中で生かせる構成にもなっている。
さらに、家庭や園での交通安全教育に役立ててもらえるよう「保護者・先生向け交通安全教室」をNPO子供の安全ネットワーク・ジャパンと連携して実施する。