21日夕方、北海道帯広市内を流れる札内川で、川を横断しようと進入したRVが深みにはまり、川の中央部付近で立ち往生した。運転していた男性が自ら消防に救助を要請し、約1時間後に救出された。
北海道警・帯広署によると、このトラブルは21日の午後4時ごろ発生した。帯広市稲田町付近を流れる札内川をRVで横断しようとしていた32歳の男性から、地元消防に対して「川の中央部で身動きが取れなくなった。助けてください」という内容の通報が寄せられた。
消防はレスキュー隊など約20人を現場に出動させて救助活動を行い、男性は約1時間後に救助されている。ケガなどは無かった。
男性は別のクルマに乗った友人と一緒に岸から約40m離れた中州までを横断。そこから再び岸へ戻ろうとしたところ深みにはまり、エンジンが停止するなどして身動きが取れなくなったという。RVは川を渡る(水中に入る)ために必要な改造はなされておらず、男性も現場での思いつきで渡り始めたとみられている。