トヨタ車体、岐阜車体を完全子会社化

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トヨタ車体は、岐阜車体工業を完全子会社化するため、株式交換を実施すると発表した。トヨタ車体はトヨタ自動車グループの車両組立メーカーで、商用車、ミニバン、SUVなどを企画・開発から生産まで手掛けている。

一方の岐阜車体は、トヨタグループの車両組立メーカーとして商用車の『ハイエース』や自動車用プレス部品、シート部品を製造・販売している。

両社はこれまでも開発や生産技術などの面で業務の協業を進めるとともに、人的交流なども図ってきたが、生産対応力や、品質・コスト競争力の強化を図るため、トヨタ車体が岐阜車体を株式交換による完全子会社化することで合意した。

株式交換比率は岐阜車体の普通株式1株に対してトヨタ車体の株式0.85株を割り当てる。岐阜車体は未上場会社で、トヨタ自動車が36.8%、トヨタ車体が10.91%出資しているほかは銀行と個人が株主だ。

《レスポンス編集部》

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