15日早朝、東京都世田谷区内の国道246号で、信号待ちの車列に対して後ろから走ってきた普通トラックが追突。追突されたトラックが前のクルマを押し出し、車両6台が関係する多重衝突に発展した。この事故で1人が死亡している。
警視庁・世田谷署によると、事故が起きたのは15日の午前6時55分ごろ。世田谷区池尻3丁目付近の国道246号で、信号待ちをしていた車列に最後部に位置していた普通トラックに対し、後ろから走ってきた別の普通トラックが追突した。
このトラックに押し出されるようにして前の5台も次々に追突。結果として乗用車など車両6台が関係する多重衝突に発展。最初に追突してきたトラックの運転席部分が大破し、運転していた61歳の男性が胸部強打で間もなく死亡している。
現場は片側3車線で見通しの良い直線区間。現場にブレーキ痕が確認できないことや、「スピードが落ちていなかった」という目撃証言から、追突してきたトラックはブレーキを掛けないまま突っ込んだ可能性が高いとみられている。