14日午前、大分県別府市内の県道で、大分県警・別府署に所属する57歳の巡査部長が運転する乗用車が、後ろから走ってきた原付バイクを左折の際に巻き込む事故が起きた。バイクを運転していた19歳の男性が重傷を負っている。
同署によると、事故が起きたのは14日の午前10時5分ごろ。別府市亀川浜田町付近の県道で、左折して道路に隣接する交番の駐車場に入ろうとした同署・地域課に所属する57歳の巡査部長が運転する乗用車と、後方から走ってきた19歳の男性が運転する原付バイクと衝突した。
バイクは進路を塞がれるような状態となって転倒。運転していた男性は鎖骨などを骨折する全治3カ月程度の重傷を負った。クルマは側面部が中破したものの、運転していた巡査部長にケガはなかった。
現場は見通しの良い片側1車線の直線区間。調べに対して巡査部長は「左折時の後方確認を行ったが、バイクの存在には気がつかなかった」と供述しているという。警察では詳しい事故原因をさらに調べている。