12−13日、東京国際展示場(ビッグサイト)で開催された「BP東京ノスタルジックカーショー」。ミニチュアモデルメーカーのEBBROでは、各種ミニチュアモデルの販売を行うと同時に、「童夢の世界展」を実施。モータースポーツ活動やマシン設計などで知られる童夢がかつて開発したマシン4台の展示を行った。
まずなんといっても目につくのが、70年代スーパーカーブームの中、国産スーパーカーとして当時の少年たちの憧れを一心に集めたことで知られる、78年デビューの童夢初のプロトタイプスポーツカーの「DOME Zero」(童夢零)。その横にはDOME Zeroの量産車として設計され、翌年にデビューした深紅のボディが特徴の『DOME P-2』も展示。
そしてレースマシンの2台。81年の第49回ルマン24時間耐久レースに参加した「DOME RL-81」と、85年デビューの国内の耐久レースに参戦した「TOYOTA DOME 85C」だ。今見てもDOME ZeroやDOME P-2は未来的なデザインをしており、この2台を見られるだけでも、価値があったイベントといえよう。