プローブ情報の蓄積によって『カロッツェリア・サイバーナビ』のルート品質はさらに向上した。VICSがフォローしていない区間の渋滞情報や通過時間に関する情報はもちろんだが、「駐車場の入口データを使えるようになったのが強みだ」と、サイバーナビのソフト開発を担当したパイオニアの矢野健一郎さんは語る。駐車場を持つ施設を目的地として検索しても、これまでは地図上の施設中央部が目的地とされ、駐車場の入口は自力で探し出すしかなかった。施設の入口と駐車場の入口が大きく離れているケースも多く、それが“ドアtoドア”を目指すユーザーの不満にもつながっていた。07年モデルのサイバーナビでは、蓄積型プローブによって収集した全国約1500カ所の施設については駐車場の入口を目的地としてルートを設定し、誘導させることが可能となった。「目的地設定の際、施設名称を入力すれば、駐車場の入口情報を持っている施設はそこが自動で目的地になる。特別な操作も必要ありません」(矢野さん)という。今後新規オープンする商業施設なども、スマートループによってユーザーが情報をアップロードすれば、いつかはそれが反映されることになる。パイオニアが掲げる“知の共有”は確実に行われるわけだ。
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