日産ディーゼル工業は、パー・オストベルグ氏(ボルボ社シニアバイスプレジデント兼ボルボグループCFO)の非常勤の取締役就任を内定した。6月に正式に就任する。
日産ディーゼルは日産自動車の関連会社だったが、ボルボの完全子会社となったため、ボルボは非常勤ながら出身役員を増やす。
日産ディーゼルの冨久尾隆顧問はボルボのアジア・トラック・オペレーションの品質・顧客満足担当のヴァイス・プレジデントに就任しており、両社で人事交流を活発化する。
また、日産ディーゼルは日産グループから離脱したため、日産ディーゼルの非常勤取締役会長だった小枝至・日産自動車共同会長は日産ディーゼル会長を退任する。
さらに、非常勤の取締役副会長だったヨルマ・ハロネン氏は非常勤の取締役会長となる。