山陽特殊鋼06年度連結決算…大幅減益 原材料価格高騰で

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山陽特殊鋼が発表した2007年3月期の連結決算は、原材料価格の高騰の影響や固定資産売却損、海外子会社の減損損失などで、当期純利益が前年同期比23.6%減の86億6400万円となり、大幅減益となった。

売上高は同6.0%増の1423億7500万円と増収だった。自動車関連業界向けを中心に、在庫調整の長期化による影響で販売数量は減少となったものの、販売価格・モデルミックスの改善などで増収となった。

収益面では、コストダウンの徹底やモデルミックスの改善による増益効果はあったものの、販売数量の減少や鉄スクラップ価格の高騰、ニッケルをはじめとする合金鉄価格の高騰の影響で収益率が悪化した。営業利益は同3.6%減の181億8900万円で、経常利益は同5.3%減の179億4600万円だった。

2008年3月期の業績見通しは、自動車や産業機械向けの生産が引き続き堅調に推移するとの見通しから売上高は同12.4%増の1600億円と増収を予想。しかし、収益面では原材料価格が高止まりで推移するとの見通しから、営業利益は同21.9%減の142億円、経常利益が同22.0%減の140億円、当期純利益が同3.0%減の84億円となる見通し。
《レスポンス編集部》

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