歩道乗り上げ事故、運転していたのは別人だった

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大阪府警は3日、1日に大阪府大阪市北区内で発生した乗用車の歩道乗り上げ事故について、容疑者として逮捕した男が別人の身代わりになっていたことを明らかにした。警察ではこの男を釈放し、直後に犯人隠避の容疑で改めて逮捕している。

大阪府警・天満署によると、問題の事故は1日午後5時55分ごろに発生した。大阪市北区西天満6丁目付近の市道で、他車との衝突を回避しようと急ハンドルを切ったとみられる乗用車が弾みで歩道に乗り上げ、速度を保ったまま交差点に面したタバコ販売店に突っ込んだ。クルマはこの店の近くにいた歩行者3人を次々にはね、1人が両足骨折の重傷、2人が打撲などの軽傷を負った。クルマは赤信号を無視して交差点に進入していた。

警察ではクルマを運転していた26歳の男を業務上過失傷害や道路交通法違反の現行犯で逮捕した。男は「同乗者はいない」と供述していたが、3日午後になって別の26歳の男が「実は自分が運転していた」と警察に出頭した。男は両足を骨折しており、拘置には耐えられないことから逮捕はせず、任意での調べを行う方針だ。

この旨を先に逮捕した男に伝えたところ、実際に運転していたのは出頭してきた男だというのを認めた上で「最近、子供が生まれたと聞いて、自分が身代わりになった」と供述したことから、いったん釈放。直後に犯人隠避の容疑で改めて逮捕している。2人はホストクラブ勤務で、事故直前まで酒を飲んでいたという。
《石田真一》

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