【D1第2戦】黒井選手が初優勝

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D1グランプリの2007年第2戦は、快晴となったGWの序盤4月28・29日に、静岡県富士スピードウェイにて開催された。審査区間はヘアピンから300Rまでを逆走するというもの。17号車のTOYO withリバーサイド ワンビア(シルビア・PS13)を駆る黒井敦史選手(TEAM TOYO with リバーサイド)が、予選から勝ち上がっての優勝となった。

予選には52名がエントリー。が、車番は昨年の順位を表す32号車の今村陽一選手が10番台、20番台の選手を抑えて1位通過となった。そして、予選を通過した21名(今回は諸般の事情により通常より1名多くなった)に、シード選手10名を加えた31名による単走の第1回戦。シードの3選手が消え、16名の内の半数以上が予選からの勝ち上がり組というやや波乱含みの展開となった。

続く追走トーナメント。ベスト16の対決で早くもシード選手、4号車の手塚強選手(GT-R・BNR32)、6号車の野村謙選手(スカイライン・ER34)らが姿を消す。そしてベスト8では、2号車の川畑真人選手(シルビア・S15)に、15号車の斉藤太吾選手(マークII・JZX90)が追突、両者クラッシュで消えるアクシデントが発生。川端選手は脳しんとうで病院に運ばれている。

決勝は、チームメイトの川端選手に対し不戦勝となった黒井選手と、ディフェンディングチャンピオンの熊久保信重選手(インプレッサ・GDB)を下した3号車の末長正雄選手(RX-7・FD3S)との対決となった。昨年のランキングでは末長選手が遙かに上回っていたが、ドリフトアングルでの勝負に出た黒井選手の前に敗れ去ってしまう。かくして、黒井選手の初優勝が成し遂げられたのであった。

第3戦は、5月26・27日に鈴鹿サーキットにて、ストリートリーガル第2戦と併催される予定だ。

《デイビー日高》

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