スズキ06年度決算…売上高3兆円突破、増収増益

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スズキ06年度決算…売上高3兆円突破、増収増益
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スズキが発表した06年度の連結決算は、売上高が前年同期比15.2%増の3兆1637億円となり、初めて3兆円を超えた。営業利益は同16.7%増の1329億円で、増収増益だった。

四輪車の販売台数は同7.4%増の222万2000台と好調だった。国内は同2.3%減だったものの、海外が同12.5%増と急増したため。二輪車・ATVの販売台数は海外は横ばい国内は好調で同0.2%増の306万5000台だった。このため、売上げも大幅に伸びた。

収益では、営業利益ベースで、諸経費の増加や減価償却費の増加、研究開発費の増加などの減益要因があったものの、為替差益が401億円、原価低減318億円・売上げ増などで237億円の増益効果があり、営業増益となった。

経常利益も同16.6%増のい1392億円、当期純利益が同13.7%増の750億円だった。

今期の見通しは、四輪車の国内販売が同2.3%減の67万5000台の見通しだが、海外販売が同13.0%増の173万台を見込んでいる。また、二輪車・ATVは全体で同22.1%増の374万3000台を販売する計画。

このため、売上高は同1.1%増の3兆2000億円を予想している。収益では為替差損を見込んでいるため、営業利益が同0.8%増の1340億円と、経常利益が同0.6%増の1400億円、当期純利益が同1.3%増の760億円と、低い伸び率を見込んでいる。

《レスポンス編集部》

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