ホンダは上海モーターショー(オート上海2007)で、4月13日からすでに販売開始しているアキュラ『MDX』中国仕様を展示した。
MD-Xは現地生産ではなく、輸入販売となる。価格は67万元。MD-Xの追加でアキュララインナップは『RL』(68万元)、『TL』(43万元)に加えて3車種となる。
中国におけるアキュラチャンネルは、昨年9月より深セン、北京、南京に3店舗で始まり、まだ上海にはディーラーが無い。
「アキュラのコンセプトに共感し、なおかつ一定の財力や立地条件を満たした企業とディーラーシップを結ぶことを優先して、ディーラー網を構築している」(ホンダモーターチャイナ長井昌也氏)
アキュラブースでは、上記3車種以外にも、デトロイトモーターショーで初登場した『アキュラ・アドバンスド・スポーツカー・コンセプト』やSH-AWDのスケルトンモデルの展示などを通じてブランド訴求を行なっている。
「販売目標台数というよりも、まずはホンダの上級ブランドとしてのアキュラのブランド構築の時期。欧州車のような伝統ではなく技術による先進性をイメージしてもらいたい」(同長井氏)