共和レザーは、2007年3月期の連結決算業績見通しを上方修正した。
売上高は、373億円を予想していたが、379億円に上方修正した。期の後半に自動車向けの売上げが予想以上に好調だったため。
収益では売上げ増に加えて、コスト低減を徹底した結果、経常利益が8億9000万円を予想していたが、2倍近くの15億9000万円となる見通し。
また、当期損益は4億3000万円の赤字を見込んでいたが、2億5000万円の黒字になる見通しだ。
米子会社のキョウワレザーU.S.A.が議決権ベースで25%出資する「Sadusky Athol International Holdings Limited」が経営破たんで米国連邦破産法第11条の適用を申請したため、キョウワレザーU.S.A.の解散を決議したことで、税効果会計の適用が可能となり、この結果税金費用が減少し、増益となる見通し。