自工会市場動向調査…小型・軽トラの保有は減少傾向

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自工会市場動向調査…小型・軽トラの保有は減少傾向
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日本自動車工業会は、2006年度に実施した小型・軽トラック市場動向調査の結果をまとめた。調査結果によると、小型・軽トラックの保有台数は引き続き減少傾向にあることや、業務用途車の稼動は増加傾向で、月間走行距離も伸びを示している。

経営状況の見通しは好転するものの、保有台数は現状維持の傾向だ。

女性運転手を採用する事業所は若干増加しているが、高齢運転手を採用する事業所は横ばい。NOx・PM法に対する意識は定着し、クリーンエネルギー車に対する関心は依然高い。中型免許制度の認知率は上がったが、対応を必要とする事業所数は少ない。

また、農業継続の意向が高く、現状の車種を引き続き使用する意向が強い。

駐車違反取締強化の影響を受けると答えた事業所は半数、このうち運輸業でその比率が高いなどが明らかになった。 

この調査は、小型・軽トラックユーザーの保有・購入・使用実態などを時系列的に捉え市場構造の変化を把握することに加え、自動車に関する法令や条令の新たな施行・改定や少子高齢化といった小型・軽トラック市場を取巻く社会的な環境の変化を踏まえて、女性・高齢運転者の採用状況や大気環境改善などに対する意識、免許制度改正の影響、農家におけるトラック・バンの動向、駐車違反取り締まり強化の影響などを調査した。

《レスポンス編集部》

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